日本人は、都会ほど他人に対して冷たいような感じがする。
でもそれは、「その人と関係がないから」であって、会社の人だとか、「関係のある人」になると一変する。
例えば、デパートの出入口のドアを開けて後ろの人に「どうぞお通り下さい」という人はなかなかいない。
でも後ろに上司がいたら変わる。
欧米人には「関係ない人」と「関係ある人」の区別がないらしい。
だから欧米人は後ろが誰だろうと「どうぞお通り下さい」というらしい。
また、話が変わるが、英語には「先輩」「後輩」にあたる単語がない。
先輩後輩の意味を欧米人に伝えるのは事実上不可能らしい。
日本を俯瞰すると面白い。それが良いか悪いかはここでは語らない。