この言葉に私は反応した。
というのも、私は仕事中に、「仕事を楽しそうにしているようには見えない」と言われた経験があり、それは自分のせいなのかどうかを考えたことがあるからだ。
上司がイライラしてるから自分もイライラする。それは単に人のせいにしているだけであって、自分が変わればまわりも変わる。そう考えていた時期がある。
そんなことはもうどうでもいいと思っていた矢先、表題の言葉に思いが動いた。
確かに、自分の力だけではどうしようもないことが多いと思う。それが上下関係の厳しい環境なら尚更だ。ヘラヘラしてんじゃねえ。そこまで言われたことはないが、何か、こう、嫌なオーラを今の職場で感じていることは間違いない。
今、職場の空気なんてどうでもいいと思っているが、もしかしたら上司もそう思っているのかもしれない。そう気づけただけでも本書を読む価値はあったと思う。