はてなブログ大学文学部

読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

『悪い奴ほど出世する』を読んで感じたこと。個人の利潤の最大化は集団にとって害となる。 まるで囚人のジレンマ。

逆に、全員が自己犠牲の精神で仕事にあたれば集団の利潤の最大化が達成される。と書いてある。

これは難題だ。
池田晶子さんならどう思うだろう。
私さえよければいい。きっとそう言うのだろうか。
それとも、お金になんて興味ないから、皆のために頑張る。いや、絶対言わない、あの人は。


不祥事、不正、偽装。
あらゆる大企業で起きている。

これは難題だ。
ある意味、人間味のある話。

人間、自分が一番大切なのだ。

難しい。
保身、貢献、責任、懲戒、昇格。
あらゆる材料が混じりあって現在のようになってて。

でも、そんな複雑な人間組織というものの面白さ、奥深さを感じる。