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読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

2022-05-19から1日間の記事一覧

読書日記416

仲正昌樹『続・FOOL on the SNS -反ポストモダンに物申す-』明月堂書店 (2018年) を読む。 こちらの続編となっている。 nainaiteiyan.hatenablog.com 本書を読むと、プロから見ると素人はどういう点において批評する能力がないのかが理解できる。 現代哲学で…

立ち読み日記6

社会学のコーナーに新しい本が置かれていた。 タイトルは忘れてしまったが、なにやらルッキズムに関する本のようだ。 パラパラめくると、現代を生きる若者の切実な訴えが書かれていた。 「マッチングアプリで人間不信になった」 とあった。 ようするに、顔や…

読書日記415

フランツ・カフカ『城』新潮文庫と、 ウンベルト・エーコ『文学について』岩波書店 (2020年) を読む。 ドストエフスキーの小説はあまりにも頭に入ってこないので再び挫折してしまった。 そのため、最近小説を読んでいないと感じつつあったところ、フランクル…

読書日記414

吉田裕『バタイユ 聖なるものから現在へ』名古屋大学出版会 (2012年) を読む。 バタイユの入門書を読んで、あまりピンとくるものがなかったので読んでみることに。 バタイユは、自分は哲学者ではなく聖者あるいは狂人だ、と述べた。 私は哲学ではなく陶酔と…

読書日記413

フランクル『虚無感について』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com 再度自己実現について深く論じていく。 あくまでも、自己実現を目的としてはならないとフランクルは述べる。 何故ならば、副次的なものとしてのみ得られるものは決して直接的には…

読書日記412

フロランス・ド・リュシー『シモーヌ・ヴェイユ』のつづきをよむ。 nainaiteiyan.hatenablog.com ヴェイユは明らかに数学者の兄に影響を受けている。 彼女の本は神秘主義に傾いているようにみえるが、本書を読むとヴェイユは数学と植物学をかなり勉強してい…