2022-01-29から1日間の記事一覧
今週も引き続き、健康的に過ごせて感無量です。 読書できる環境に感謝しております。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatena…
西川祐子/上野千鶴子/萩野美穂『フェミニズムの時代を生きて』岩波現代文庫(2011年)を読む。 僕は化学科⇒英文科に編入した経験があり、やや特殊な経歴を持っている。 理系で毎日のように実験室にいた頃は、フェミニズムなんて言葉は全くわからなかった。 そ…
電車で注意したら暴力をふるわれる。 無駄なリスクは取らない。 じゃあ何もしないほうが良い。 しかし僕はそれを、人間のアトム化だと個人的には思っています。 この都市の冷たさは、連帯感の無さでもあるわけで、一人一人が孤立化しているという証拠を現実…
橋本努『ロスト欲望社会 消費社会の倫理と文化はどこへ向かうのか』勁草書房(2021年)を読む。 脱消費社会をテーマとした専門書を探していたときに出会い、即購入。 電車で60ページほど読み込む。 ・二極化 富裕層と中間層以下の分断によって、売れるものがそ…
機械的に物を作るにはエネルギーが要る、そしてゴミになった場合、またエネルギーが要る。 そして資源は有限である、と。 エネルギー問題は、科学者ではないので詳しくはわかりません。 しかし、行き詰まる場合、目指すべくは物を無闇に生産しない世の中であ…
松岡正剛『観念と革命 西の世界観Ⅱ』角川ソフィア文庫を読む。 この本はドイツ観念論、ドイツ文学、マルクス、哲学、思想と、タイトルの通り観念と革命を中心に扱う。 序盤はゲーテから始まりフィヒテ、ヘーゲルと進む。 フィヒテは、ドイツ観念論の未来は絶…
石井洋二郎『フランス的思考 野生の思考者たちの系譜』中公新書(2010年)を読む。 冒頭から「合理主義」「普遍主義」といった、抽象的でよくわからない概念を説明される。 この本は、フランス文学者の成した仕事から、彼らの思考を探ってみようという種類の本…
こちらを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com この本を読み終えて、僕はナッジというものがある意味「もろはの剣」のような性質をも持っていることを理解した。 誘導と言えば聞こえは良い。 しかし、使い方によっては「操作」に値する。 この本のタイ…
こちらのつづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com 今回は「ときどきの厚生」という項を取り扱う。 ここは非常に哲学的なテーマであり、僕としては関心の高い領域である。 なぜ「ときどき」なのだろうか。 本書によれば、その理由としてはまず「客…
こちらのつづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com 顕著性と社会規範の項を読み進める。 例えば、個人に対してなんらかの税金を5000円減らす場合と、5000円を渡す場合、 つまり、 A: -(-5000) B: +5000 Bのほうがその余剰分のお金を使う動機付け…