はてなブログ大学文学部読書研究科

読書と哲学がメインです(毎日更新)

2022-01-29から1日間の記事一覧

一週間のまとめ2022 0129

今週も引き続き、健康的に過ごせて感無量です。 読書できる環境に感謝しております。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatena…

読書日記80

西川祐子/上野千鶴子/萩野美穂『フェミニズムの時代を生きて』岩波現代文庫(2011年)を読む。 僕は化学科⇒英文科に編入した経験があり、やや特殊な経歴を持っている。 理系で毎日のように実験室にいた頃は、フェミニズムなんて言葉は全くわからなかった。 そ…

人間のアトム化

電車で注意したら暴力をふるわれる。 無駄なリスクは取らない。 じゃあ何もしないほうが良い。 しかし僕はそれを、人間のアトム化だと個人的には思っています。 この都市の冷たさは、連帯感の無さでもあるわけで、一人一人が孤立化しているという証拠を現実…

読書日記79

橋本努『ロスト欲望社会 消費社会の倫理と文化はどこへ向かうのか』勁草書房(2021年)を読む。 脱消費社会をテーマとした専門書を探していたときに出会い、即購入。 電車で60ページほど読み込む。 ・二極化 富裕層と中間層以下の分断によって、売れるものがそ…

物とエネルギー

機械的に物を作るにはエネルギーが要る、そしてゴミになった場合、またエネルギーが要る。 そして資源は有限である、と。 エネルギー問題は、科学者ではないので詳しくはわかりません。 しかし、行き詰まる場合、目指すべくは物を無闇に生産しない世の中であ…

読書日記78

松岡正剛『観念と革命 西の世界観Ⅱ』角川ソフィア文庫を読む。 この本はドイツ観念論、ドイツ文学、マルクス、哲学、思想と、タイトルの通り観念と革命を中心に扱う。 序盤はゲーテから始まりフィヒテ、ヘーゲルと進む。 フィヒテは、ドイツ観念論の未来は絶…

読書日記77

石井洋二郎『フランス的思考 野生の思考者たちの系譜』中公新書(2010年)を読む。 冒頭から「合理主義」「普遍主義」といった、抽象的でよくわからない概念を説明される。 この本は、フランス文学者の成した仕事から、彼らの思考を探ってみようという種類の本…

キャス・サンスティーン『行動科学と公共政策 ナッジからはじまる自由論と幸福論』勁草書房(2021年)読了

こちらを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com この本を読み終えて、僕はナッジというものがある意味「もろはの剣」のような性質をも持っていることを理解した。 誘導と言えば聞こえは良い。 しかし、使い方によっては「操作」に値する。 この本のタイ…

読書日記76

こちらのつづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com 今回は「ときどきの厚生」という項を取り扱う。 ここは非常に哲学的なテーマであり、僕としては関心の高い領域である。 なぜ「ときどき」なのだろうか。 本書によれば、その理由としてはまず「客…

読書日記75

こちらのつづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com 顕著性と社会規範の項を読み進める。 例えば、個人に対してなんらかの税金を5000円減らす場合と、5000円を渡す場合、 つまり、 A: -(-5000) B: +5000 Bのほうがその余剰分のお金を使う動機付け…