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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

2021-09-11から1日間の記事一覧

絵の言語化、記号化は困難

シュルレアリスムとはかなり抽象的な表現である。 実態はほとんど無いと考えても良いのではないだろうか。一枚一枚の差異をどう表現するか。 どれだけコンパクトに表現できるか。 困難ではないだろうか。「三角、四角、カラフル」のように単純なわけがない。…

限りなく写真に近い絵を描く技術の応用

僕の記憶では、写真のような絵はくだらないと言い放つ偉人がいた。ただ、視点を変えて欲しい。 その技術を応用することを。僕の知る限りでは、人間の夢を再現した人間はこの世にいない。僕は明晰夢をたまに見る。 夢と分かって見る夢である。明晰夢の内容を…

倫理的相対主義『ハーバーマスを読む』を読んで

ハーバーマス 「ある道徳判断の妥当性を決定しうるのは、その主体が属している文化や生活形式における合理性の基準しかない。」とある。 倫理と合理性はセットで語られやすい。何故人を殺めてはいけないのか。 秩序のため? それが浅いと僕が思うのは、合理…

集中の分散

夢中が100ならば 集中は80程度ダブルワークとは集中の分散 つまり40ずつ瞬間的にA、B、A、Bと交差する それは疲れるだろう 80、75、70となりひとつあたりの集中度は35になる35しかないのか。「も」あるのだろうか。 つづく

最悪な環境は最適な環境

高橋秀実『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』新潮文庫 を読んで。この本は弱みを強みに変換する思考法が凝縮されています。タイトルの言葉に僕は惹かれました。 まさに逆説。開成高校は野球を上手くなる為には劣悪な環境です。(練習は週1回)「…

教育格差について思うこと

松岡亮二『教育論の新常識』2021年9月出版 を読んで。僕は確信した。格差問題は現象ではなく構造の問題だと。 つまりは、偶然ではなく必然。教職課程のシラバスに、「格差」についてほとんど記載がないそうである。確かにそうだ。 教職課程は格差を教える場…