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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

読書日記918

読んだ本

引用元:版元ドットコム

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つづきを読み進めた。

 

nainaiteiyan.hatenablog.com

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日記

 

100ページをこえたあたりで「実存主義ヒューマニズムである」と説明されたが、ヒューマニズムは「人をつくり直す」という発想があると、哲学者のレヴィは批判した。

読み進めていくうちにフランスの歴史と密接に繋がっていると思われたため、まだまだ理解には及ばないと感じた。

「5月革命」「プラハの春」「ド・ゴール」といったキーワードについて調べなければ実存主義は理解できないと痛感した。

 

・・・

 

 

執行草舟氏は「体当たり」することの意味について語る。

宮台用語でいう「内発性」に近いものだと感じた。

ざっくりいうと「本音でぶつかり合う」こと、本音でぶつかり合わなければ真の対話は生まれない。「人間関係は真心以外通らない」と執行草舟氏は語る。

そして岡本太郎の精神と交差する。

 

 

 

自分の筋を通すには、嫌われてもいいと思えなければならないことは岡本太郎のみならず執行草舟氏と同じことを言っていると感じた。

 

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関連図書

 

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読書日記917

読んだ本

引用元:版元ドットコム

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日記

 

今日も様々な本を乱読したものの、考察した内容がまとまらないのでまた後日に書き残したい。

ミル『自由論』や『銃・病原菌・鉄』、その他数冊を少しずつ読み進めたが今回はこちらの本の感想を書きたい。

 

・・・

 

岡本太郎は流行と模倣について、私と同じような考え方を持っていると再認識した。

「個性」という言葉は流行に覆われた、画一的なものであり、ファッションの自由に関しても必ずパターンというものが先行すると語っていた。

文明の発達とは、すなわち個性の不可能性というものを想起させられる。

 

 

社会科学的にも、発達心理学的にも、哲学上の問題にせよ「個性というものはイリュージョンである」という岡本太郎の言葉はいまでも通用する言説であると私は思う。

因果関係というものを、過去へ過去へと遡及していくと、つまるところ個性というものが持つ性質は、環境的な要因に還元されていく。

その克服を使命とするものが芸術や文化人類学のような人間の根源にせまる分野であると私は思っている。

 

 

本書を読むと、モリス・バーマンと岡本太郎の主張に、共通点をたびたび見出すことができる。

 

つづく

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関連図書

 

岡本太郎の本

 

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モリス・バーマンの本

 

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