初めてこのブログに遭遇した方向けに : フラクタル構造に関してはこちら
置き換えて考える。
国家⇒人間(全体、という意味で)
大統領⇒脳(司令塔、という意味で)
組織⇒内臓
国が大統領の仕事次第で情勢が変わる仕方で、
同じように人間も変わると僕は考える。
法律は「格率」
格率とは「行為に関する規則」である。
カントの『実践理性批判』(≒カント倫理学) を端的にまとめると、
・行動を結果から判断してはならない。(帰結主義から退く)
・行為自体を、「倫理的正統性」から判断する。
これは法律と近い。
国の秩序には規則が不可欠である。
すなわち、人間自身にも「法律(=格率)」を課さねば、人間が退廃する。
「本能には勝てない。」
「自然には勝てない。」
これは「思考停止」だ。
何のために国に「法律」が存在するのだろう。
個人にも同じことが言えると僕は考える。
判断するもの、それをカントは「悟性」と呼んだ。
つづく